自己啓発セミナーって行ったことありますか?
―――大学3年のある日、
(2留していたため入学から5年目)
朝起きてアパートから出ると
ポストに金色?のチラシが。
「ん?何だろう?」
気になって引っこ抜くとそこには
金色の文字でデカデカと…
『成功の羅針盤』
と書かれていた。
どうやらとある講演会の案内らしい。
普段の僕ならそのまま
ゴミ袋に入れるところだった。
けど、そのチラシ、
なぜか気になったので
登壇者について調べてみることに。
・アメリカ出身の経営コンサルタント
・40社以上を起業
・2000億円を超える営業実績
・350万部のベストセラー作家
…とまぁここに書くのも
憚られるほどの成功者だったわけです。
一方当時の僕は
通っていた大学を2留していて、
大学3年の春という時期に
行きたい企業もやりたい仕事も
何も決まっていない。
「本当に自分なんかが就職できるのだろうか」
不安と焦りとばかりが募る日々を送る、
うだつの上がらない学生でした。
そうした背景もあってか
なぜかゴミ袋に捨てる気にならなかったのです。
「ふむ。自己啓発セミナーなんて行ったことないし、いっちょどんなものか行ってみっか!」
これが後に僕の人生における
大きな伏線の一つだったと
気付くことになるのですが、
それはさておき、
そうやって会場に足を運び、
実際にセミナーを聴くことに。
初めて聞く新鮮な話ばかり。
アウトプットのワーク中、
隣の席の人と喋る時間もあったのですが
左隣に座っていた人が社長だったり。
とにかく初めての経験ばかりで刺激的で、
この場にいるだけで人生が変わる、
そんな気がしたのでした。
しかし、そこから1年後の冬。
特に起業するわけでもなく
就職活動は全て落とされる。
もちろんセミナーでもらったはずの
知識、やる気、情熱は
どこかへ消えていたのでした。
1年後どころか、
翌朝からセミナーのことなんて忘れて
スマホでネットサーフィンしていたような気がします。
成功への羅針盤を手にしたはずが
見事に沈没してしまったわけです。笑
この記事を読んでいるということは、
あなたにも似たような経験が
あるのではないでしょうか?
・本や教材を買って『よし、人生変えるぞ!!やってやる!!』と思ったのに一週間後には何も変わらぬ毎日
・『この恋は一生ものだ。私はこの人と結婚するんだ!!』と思ったのに3年後には破局している
・会社であった嫌な出来事にモヤモヤしていたのに、1ヵ月後には忘れている
3つ目のネガティブなものは良いのですが、
前2つはちょっと忘れると微妙ですよね。
っと、ここで言いたいのはそんなことじゃなくて
僕らは大きな勘違いをしていた、ってことです。
つまり、やる気が情熱が続かない人には
ある共通の思い込みがあったんです。
それは
感情は永遠に続くものだ、という幻想です。
逆を言えば
感情は燃やし続けない限り、続かないものなのです。
ここでいう感情には
やる気、情熱といったものも含まれます。
ダイエットが続かないのも、
絶対結婚すると思った相手と別れるのも、
「今の感情は永続するものだ」
という思い込みから、
感情を燃やす努力を怠ってしまうからです。
このことから目標達成や
自己実現で大事なのは
感情を保存し、燃やし続けること
です。
ではどうすれば感情を保存できるのか、
それができないばかりに
多くの人がダイエットや
副業なんかで挫折するわけで。
答えはシンプルで
受動的な感情を、能動的な体験へと変換すれば良いのです。
その前にまずは
前提について話します。
僕らは、感情を味わっているわけではありません。
感情を味わわされているのです。
例えばあなたが
「おもしろい」
「イライラする」
と感じた時、
何かを見聞きしている真っ最中か、
あるいは何かを想い出してる時のはずです。
やる気についても
出そう!と思ったから
出るのではなく、
本や、尊敬する人物の言葉から
「与えてもらった」もののはずです。
そう、
感情とは受動的なもの
なのです。
もし感情を何もない”ゼロ”から
能動的に”100″起こせるとしたら、
それこそモチベーションが続かなくて困る人なんていません。
たいまつに灯いた火が
他のたいまつに移るように、
感情とは、もらうものなのです。
さて、その
もらった炎をどうすれば燃やし続けられるか。
ところで、
絶対に忘れてはならない
大事な予定が入った時、
あなたならどうしますか?
恐らくほぼ間違いなく
スケジュール帳に”書く”のではないでしょうか。
知識や情報は忘れないようにメモを取る。
それと同じように感情も保存するには
どうすれば良いのでしょうか?
早速結論ですが
感情を行動に変えれば良いのです。
例えば
本を読んでやる気になったら、
実際に書いてあるワークをやってみる。
映画を見て感動したら、
それを友人と共有してみる。
成功者から
『○○をやってたら上手くいった』
と聞いたら、
取り敢えずやってみる。
(とはいえ内容によっては「ハードル高すぎて実行できねーよ」って思ってた僕もいたので、それについてはまたどこかで触れます)
行動に変えることで
受動的な感情が
能動的な体験へと変わるので、
自分のものとなるわけです。
僕自身、今やってるビジネスも
やる気が続かないから、
どうせ上手くいかない
と思っていた時期もありましたが、
振り返ってみると
「これやろう!」と思った瞬間、
色々言い訳してやらなかったケースばかりでした。
そこで思い立ったら必ずその日にやる!
というルールを決めて
営業メールを送るようにしてから、
いつもは翌日に消えていた情熱が
一か月も続いていたことに気付いたのです。
一週間で海外企業へ営業メールを
100通送るのが当たり前になっていましたが、
これはワクワクが行動により保存され、
持続していたからに他なりません。
一泊20万するホテルの夜景を見に行って思ったこと
情熱と行動の関係は
心理学的にも証明されています。
ドイツで行なわれた調査では、
新しいビジネスを立ち上げる直前の起業家54名に対し、
8週間に渡ってアンケートに答えてもらいました。
そこで分かったことは
ある特定の条件を満たすことで
情熱は続くということです。
その3つの条件とは
・実際に行った行動の量
・行動の内容が自由に決められる(裁量権がある)
・前に進んでいる感覚がある
つまり
感情を目標につながる行動に移すことで
情熱がそのまま保存され、
燃え続けることになる。
というのは人間心理の性質上、
事実といえるようです。
脳科学の視点からも見ていきましょう。
行動に移すことで脳は
『○○する自分』と錯覚し、
“それに相応しい”感情物質を分泌しようとします。
例えばよく
「お金持ちになりたければ
お金持ちの体験を先取りしろ」
なんて言われますよね。
実際に一泊20万する
スウィートルームの夜景を見に行くことで、
『自分=一泊20万の部屋にいるのに相応しい人物』
と脳が錯覚を起こすわけです。
実際に体験(行動)することで
『自分=お金持ち』であると
潜在意識に刷り込まれる。
それにより
“感情”の源となる脳内物質を分泌。
潜在意識は”感情”によってのみ
書き換えられますから、
もうここまででお分かりですね。
あの日の夜に感じたことは今でも覚えています。
成功者の過去に
莫大な借金を抱えたエピソードが多いのも、
『大金を支払う自分=お金持ち』
と脳が錯覚を起こし、
意図せず潜在意識に刷り込んでしまったからです。
潜在意識には
現状維持メカニズムがはたらきますから、
一度刷り込まれた感情は
持続させようとします。
“今”のワクワクは放置せず、育てていこう
情熱は放っといたら消えてなくなる。
情熱は行動することによってのみ保存される。
このことを知ってから
僕はどんな本を読んでいても、
「ワーク」が出てくるたびに
必ず手を止めています。
そして、それを必ず実行しています。
必ず実行してから続きを読みます。
とはいえ、行動の中には
ハードルが高すぎて
『今の自分じゃできる気がしない』
というものもあることでしょう。
それについてもまた触れますが、
ここまでで言いたかったのは
やる気・情熱を保存する最もシンプルな方法は
それを能動的な体験に変換することだということです。
とにかく
感情が盛り上がったら
体験へ変換する。
行動はどんなに小っちゃくでもいいので、
これをルールにしてしまうことです。
ここで最後に、試してみて欲しい「ワーク」があります。
※用意するもの:紙、ペン
①最近、感情が動いたことをリストアップ
例)映画を見て感動した、
誰かのYoutubeを見てやる気になった、
住みたい物件が出てきた、
② ①を行動に変換する
例)人に話す、SNSで共有する、
言われていたことをどれか一つでもやってみる、
ネットでその物件のことを検索してみる、
③ ②を終えた「気付き」をメモする
さて、あなたにはどんな気づきがあるでしょうか?
まだ記事は続く
ここまで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたに今だけこっそり宣伝しときます
実は、公式ラインこっそりはじめました(ボソッ
まだできたてほやほやなので
登録者は少ないかもしれませんが、
どうやって行動力ゼロの状態から200万も引き寄せたのか
無料で知れる"かもしれない"チャンスです。
なので、ピンとくるものがあれば
今の内に登録しとくことを強く強くおすすめします。
ちなみに
なぜ「知れるかもしれない」と
敢えて表現したかというと、
登録する/しないは
あなたの自由だからです。
未来を変える権利は誰にだって平等にあります。
「自分に自信が持てない生きづらさ」
「人目が気になり、自分を出せない辛さ」
「変わりたくても変われない悔しさ、もどかしさ」
僕は、そんな人たちにこそ
世の中をひっくり返すほどの
大きな可能性を秘めていると信じていて、
チャンスを与えたいだけなんです。
・・・と少し熱くなってしまいました笑
では!
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